この愛すべきおバカさんたちが野望をなし遂げるためには、世界の仕組みを知ることが必須となります。飛行機の発明は、鳥はどうやって飛ぶのかという研究から始まりましたし、ヨーロッパから西回りでインドに行く航海は、地球は丸いという仮説の検証を含んでいました。歴史上の冒険者たちは世界の仕組みの、少なくともその一端を知ろうとした。ー第4章 世界に通用する論理ー 「なぜ勉強するのか? (SB新書)」
『リング』著者が学ぶことについて書いた一冊「なぜ勉強するのか?」より、ひとこと。
本書の中では、「なぜ勉強するのか?」という問いに、「(いまを知り)社会をより良くするためである」というひとつの答えを提示している。著者の主張を裏付ける、さまざまな経験や具体例を文中で紹介しており、このひとこともその一例である。
本書に登場していた同様の質問をした子どもたちも、ここまで真摯に答えてもらえることがとても嬉しく感じられるからこそ、それにすぐ納得できるか否かは別としても、一度立ち止まって考えることができたのだろうなと感じた。
これを「なぜ人は本を読むのか?」という問いに、置き換えてみても、人類という単位で考えてみれば、同じ結論になるのかもしれないなと思った。
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