ひとことブックス

電子書籍Kindleの本を中心に、おすすめの1冊をご紹介。長ったらしい説明文より、ひとこと「これ好きなんです」という誰かの言葉が、本を読むきっかけになると思うんです。

お母さん10人が教えてくれた!子供を育てる時に役立ったおすすめ本

子育てのやり方、知っていますか?

いざ子育てをするとなると、「あれはいつすればいいんだっけ?」「これはどうすればいいんだろう?」と、親自身が新たに学ばねばならないことが多いことに気づきます。

とくに「はじめて子供を育てることになった方」であれば、なおさら。「何を知らないのか分からない」と、漠然とした不安を感じている方もいらっしゃることでしょう。

しかし、「何を知るべきなのか」分からなければ「調べる」こともできません。

そんなとき、近くに「子育てに詳しい頼れる人」がいれば、まったく問題ないのですが、そんな方ばかりではないでしょう。

「まずはWEBや書籍などで必要な知識を身につけたい」「できるだけいい情報をいろんなところから集めたい」と考えられている方が多いではないかなと思いました。

そこで今回は「子育てをするときに役立ったおすすめの本」と題して、実際に、子育てをされてきたお母さん10人に、お話をうかがってみました。

「どんな時期に読んだ方がいい本なのか」「どういったシチュエーションで役立ったのか」、といった具体的な体験談もいろいろと教えてもらうことができました。

お母さんたちの中には、あなたの状況に似た方もいらっしゃるかもしれません。ぜひ紹介文を参考にしていただければと思います。

今回のリストが、あなたの求める1冊を見つける助けになれば幸いです。

 


子育てで役立ったおすすめ本10冊

大丈夫やで~ばあちゃん助産師(せんせい)のお産と育児のはなし

推薦人:ぴぽりん
出版当時87歳で現役助産師をされている坂本フジヱさんによる著書です。助産師暦50年を超える経験から、妊娠、出産、赤ちゃんの育児について書かれている本です。まるで坂本さん自身がおっしゃられているような、やわらかい関西弁で書かれていますので、とても読みやすいです。 

専門的な要素はそんなに多くないので、妊娠初期、安定期、後期、出産時、赤ちゃんと向き合う時、その時その時、母親と父親はどのような心構えであればよいのか、ということが書かれています。「赤ちゃんを心からかわいいと思うこと」、「夫婦は尊敬し合って仲良くすること」、この2つがこの本の柱です。

現在の母親は、赤ちゃんを育てるのに今ではインターネットなどで情報を得て、頭で先々のことを考えて神経質に育児をしがちです。ですが、頭で考えたことや本の情報よりも、目の前の赤ちゃんにしっかりと関わっていってかわいがって育てるようにすればいいと書いてあります。坂本さんの言葉を借りると頭で考えるよりも「心をやわらかくして育てる」ことが赤ちゃんと関わる中では大切なことだと書いてあります。

心の底からかわいいと思って夫婦仲良く子どもを育てる、子どもは自然と親を見て育つから大丈夫、という内容を読んで私は本当に心が救われました。

一人目は赤ちゃんのとき、おっぱいをよく飲むのに体がとても小さく、数字だけを見てミルクを足しなさいと保健師さんに言われても、ちっともミルクを飲もうとしないわが子を見てとても心配になりました。

それ以外の発達も早い子ではなく、毎日毎日インターネットや本とにらめっこしながら安心したり不安になったりしていました。夫に相談して「前できなかったことがもうできるようになっている、すごく成長してるじゃないか、大丈夫だよ」と言われて安心する一方、他の子を見ていないからそんな悠長なことが言えるんだ、とも思っていました。

ですが、この本を読んで夫を見習おうと思いました。夫は他の子と比べることなく、自分の子どもに向き合って心底かわいがって、わが子の成長を見守り、まさしく「心をやわらかく」して、子どもと向き合っていたのです。本当に夫に感謝していますし、仲良くすごしています。

どうしても発達が早い遅い、体が小さい大きいなど、わが子だからこそとても心配になるはずです。しかし、そこでインターネットの文字に向き合うのではなく、子どもに向き合えばいいと思えたのは、この本のおかげです。育児で悩んでいるお母さん、そしてお父さんにぜひ読んでいただきたい本です。

子育てハッピーアドバイス

推薦人:やんまー
全体的に優しい口調で 「あるある!」と ついうなずいてしまうような内容ばかりです。絵がとにかく素敵でかわいくて、かなり引き込まれてしまいます。子供のうれしい顔、すねた顔、泣いた顔、興奮している顔など「ほんと、こんな顔する!」と思いひとりにやついてしまう おもしろさです。

「子育てに行き詰まったとき、真剣に答えを求める本」というよりは、「自分を納得させたい。」「みんなそうなんだと思いたい。」「笑ってしまいたい! 」という時に読むと、だいぶ気分が和らぎます。

私は主人の子供の叱り方が心配で悩んでいました。怒りすぎるし、子供ができていてほめるべきところを「当たり前だ」というとことがありました。

しかし私が言っても怒るし、何かないかなぁ と思い、育児本のコーナーを見ていたときに、この本に出会いました。表紙の絵もかわいいし、同じシリーズの本も何冊か出ていて、少し、立ち読みしました。

私が主人に伝えたいことを、私ではなく、しかも、少しかわいく、少し冗談っぽく、言ってくれている!と思い購入。次の週にはシリーズ2、更に次の週にはシリーズ3、と買い進めました。漫画も入って説明しているので、漫画好きな主人は全部読んでくれました。

これからもシリーズがどんどん、でたらいいな、と思う本です。

保育士おとーちゃんの「心がラクになる子育て」

推薦人:和子
この本の作者は自分も子育ての経験があり、保育士として働いていたため、実際の保育の現場で培ってきた技術やきちんとした知識があります。

どれも納得できることが書かれていて、よくある実際のケースとその対処法も書かれているので、分かりやすく、実践しやすかったです。

この本を読んでいる時、私は2歳のイヤイヤ期を迎えた初めての子供に毎日イライラしており、もっと子供の事を知ることができ、どうしたらイヤイヤ期を対処できるのかと毎日模索していました。

この本を読んで、すぐに実践したことは「ダメ」とは言わず、「そういうことしたら、お母さん嫌だな、困るな」と伝えること。そして、その事を理解でき分かってくれたら「分かってくれてありがとう」と認めること。

それだけで、子供に変化があり、話を聞いてくれるようになり、必要以上に怒ることが減りました。この本を、もっと多くの大人が読んで子供のことを少しでも理解してくれたら、もっと子育てが楽しくなると思いました。

0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児

推薦人:ぽよみん
この本には、赤ちゃんが生まれてから言語能力の伸びる時期に、どのような語りかけをどのようにしていけばよいのかがわかりやすく書いてあります。

語りかけだけでなく、月齢別での解説(コミュニケーション、発育、知的能力、聞く力などについて)、遊び(月齢に合った遊び、おもちゃ、本)、まとめ・気がかりポイントも載っています。

かなり分厚い本ですが、分厚いといっても、月齢ごとに分かれているので、一度に全部読む必要がなく、該当する月齢の箇所を読めばよいのです。ですから育児で忙しい時でも読むことができました。

まだ10ヶ月の乳児ですが、本にあるように関わると娘の反応も日々変化し、変わってきているのを実感することができてとても楽しいです。月齢ごとに興味を持つことや遊びも具体的に載っているのでとても参考になります。

この本のおかげで、毎日たった30分の短い時間ですが、とっても濃厚でピュアな親子水入らずの大切な時間をもつことができました。たった30分で何が変わるのかとバカにしていた自分が、今はとても恥ずかしいと感じるほど、とても参考になる本です。

赤ちゃんの脳を育む本

推薦人:はせゆき
私は現在三十台半ばで、二児の母をしております。私がオススメしたい本は、『赤ちゃんの脳を育む本』とゆう本です。私の旦那さんがネットで育児本を探して買ってきたものでした。

最初はまたこんなの買ってきて、勿体無いなぁと思っていましたが、読んでみると大変興味深く、面白い内容でした。「脳の発達は生まれてすぐから始まっている!一緒に楽しくレッスンしよう」というキャッチフレーズのようです。

この本は0歳から2歳の発達別カリキュラムがか書かれています。しかも大変わかりやすく実写の写真付きです。やり方が写真と文で説明してあるのがとても分かりやすかったです。

内容は、発達別スケジュール表がわかりやすく書いてあり、始めに理論編として、脳の働きについて書いてあります。次に、赤ちゃんの脳を育てる8つのポイントが書いてあります。そして0歳から順番に細かく一ヶ月半頃から始まり、三ヶ月半、五ヶ月から八ヶ月など、月単位で書いてあるところがポイントで、わかりやすく大変やりやすかったです。手から始まり、運動、感覚、知能に刺激をするという感じで書いてあります。

「これさえすれば!」という盛りだくさんな内容になっています。ぜひこれからお子さんを産む方に見て欲しいです。

子どもが育つ魔法の言葉

推薦人:peach
この本には、子育てをしている親が必ずと言っていいほど直面する課題の解決法がかかれていて、最初読んだ時にはハッとさせられることばかりでした。

分かっているはずなのに何一つ出来てなかった自分が情けなくなったのと同時に、そんな簡単なことでいいんだと励まされました。特に私が役立ったことは、「励ましてあげれば、子どもは、自信をもつようになる」という一見簡単に出来そうなことでした。

長女が1年生の秋にそろばんを始めた頃、最初はなかなかうまく進まなくて私は毎日のようにイライラして子供を叱ってばかりいました。そんな時に読んだのがこの本でした。

子供が失敗した時には「もっと上手に出来るはずだよ。」と励まし、子供の可能性を伸ばしてあげること。そしてたとえ失敗した時でもママはいつでもあなたの味方なのだということを教えてあげること。

この言葉を実践し始めると、長女はみるみるそろばんが上達し、まだ始めて1年も経っていないのに、5級へと進級しました。この本には他にもたくさんの役に立つ育児方法が書かれているので、子育てに疲れた時には必ず読み返しています。

赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド

推薦人:ゆず姫ママ
1人目を出産した時、子供の夜泣きがひどく、私も毎日寝れない日々を送っていました。でも、初めての子供なのでこれが普通だと思い、毎日疲れが取れない日々を過ごしていました。

しかし私は子供が5カ月になったら仕事復帰をしなければならなく、このままだと私もですが子供にも良くないと思い、何かよいアドバイス的なものがないかと探しました。実母に聞いてみても今と昔では考え方も違うのでなんとなく意見が合わず。そんな時にこの本に出会いました。

小さな頃からの生活スタイルの大切さなども書かれていて子供の体内時計を作ってあげないといけない事も知らなかったので良かったです。おかげで幼稚園に行くようになった今でも早寝早起きの習慣ができています。

そして今は2人目出産し、同じようにこの本を参考にしているおかげか、今、生後6カ月になりますが1人目の時のように夜泣きに苦しめられることもなく、楽しく育児ができています。2人目だから楽なのかもしれませんが上の子と一緒に布団に入って早寝早起きができています。

たんぽぽの日々 ※子育てをテーマにした短歌エッセイ

推薦人:まおまおの母さん
歌人の俵万智さんが、子どもや子育てについてうたった短歌が書かれている本です。

「子どもがこのような時はこうしたらいい」などという育児の指南書では全くありませんが、いつか子育てをするであろう人、これから育児をする人、育児真っ最中の人、遠い昔に子育てを終えられた人、幅広い人に読んでもらいたい一冊です。

「子どもを思う親の気持ちを、こんな素敵な言葉で表現できたらいいな。」「いつか子どもにお母さんはこんなふうに考えていたんだよ、と伝えたい。」「子育てをしている今この時が、こんなにも愛おしい時間なんだ。」そんなことを、思い知らせてくれる一冊です。

いつも行く図書館で、偶然目にした一冊で、ページをめくるたびに目頭が熱くなり、その場で読むことをあきらめ、自宅で涙しながら読んだ記憶があります。

いつ読み返しても、読んだ後に子どもをギュッと抱きしめてあげたくなります。こどもがそばにいないときは、子どもの帰りが待ち遠しく、子どもの笑顔に早く会いたくなります。

育児ぶっつけ本番 赤ちゃんのいる暮しの工夫いろいろ ※子供の食に関するエッセイ

推薦人:ひかむつ
故小林カツ代さんのお料理が好きで、亡くなられた今でもレパートリーでよく作ります。この本は、カツ代さんがまだ、お若いお母さんだったころに出版された妊娠から出産、離乳食・幼児食くらいのころまでの体験談、エッセイです。

育児書にもいろいろな立場で書かれたものがあると思いますが、カツ代さんの育児書には「子供も大切だけど、お母さんだって大切!」という思いがすべての文章の底辺にある感じがして、子供を産んで自分のことは二の次、三の次になっちゃってなんだか悲しくなっていた私には、とても救いになりました。

ミルクのこと、おむつのこと、添い寝のことなど、情報としてはちょっと古いかなあ、という部分もありますが、「お母さん、あんまり気にしすぎないでね!」というカツ代さんらしい、おおらかなアドバイスは今の若いお母さんにもきっとお役にたつんじゃないかと思います。

わたしが一番、参考にしたのはやっぱり巻末にある離乳食、幼児食のページ。偏食な子供だったので、毎日の悩みの種でしたが、「ベビーフードも上手に取り入れて」という力の抜けたアドバイスもあり、トライしやすかったですね。

もうちょっと大きくなってからは、カツ代さんの同シリーズで、「いただきま~す おいしく楽しく好き嫌いなく」と、「ママおかわりっ 食べることが楽しい子に」も役立ちました。おすすめです!

くりすますのおはなし ※子供にモノゴトを教えるための絵本

推薦人:Aizakura
うえの子どもが幼稚園でもらった絵本です。クリスマスになると、おもちゃを買ってくれ、〇〇を買ってくれといつもうるさく騒いでいました。

小さい頃はクリスマスのお話はサンタクロースの話だけで終わらせていました。しかし、クリスマスは何かを買ってもらえるものだと思ってしまっている様子で。クリスマスの意味はわからないままでした。

小学校入学前に少しずつひらがなも読める様になったので、子どもにクリスマスやキリストのお話をしようと思いました。しかし私もきちんとした事はよく知らないので、この絵本を使って話をしました。絵本だから、文章ばかりのものよりも子どももわかりやすかった様子だし、自分で読もうという気持ちになってくれていました。

クリスマスはプレゼントを買ってもらう行事ではない事や、キリストの誕生の事を知って、少しはクリスマスの意味がわかってくれたかなと思っています。ただクリスマスだから、プレゼントを買うというよりはきちんとクリスマスの事を伝えられる方が良かったので、この絵本があって良かったと思いました。