ひとことブックス

電子書籍Kindleの本を中心に、おすすめの1冊をご紹介。長ったらしい説明文より、ひとこと「これ好きなんです」という誰かの言葉が、本を読むきっかけになると思うんです。

コメがとれる国に救援物資の乾パンはいるのか?「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。」

バングラデシュでは、山ほどコメが取れる。毎日の食事にカレーが出てきて、余程の貧困層でなければ、とりあえず腹を満たすことができるくらいの炭水化物は得ることができる。それよりも問題なのは、野菜や肉、魚、卵、フルーツ、牛乳などの食品が、まったく足りていないことだった。ー第1章 問題と、自らの無知を知ることー 「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。」

 

書籍「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。」より、食糧問題に関するひとこと。言われてみればその通りで、コメのとれる国の人たちにとって、本当に必要なのは、炭水化物ではなく、タンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養素なのである。

 

 著者はそんな状況を打開するべく、ドラゴンボールに登場していた「仙豆」※1のような万能の栄養をもつ食べ物はないものかと探していたのだという。

そんな中、出会ったのが、植物と動物の中間に位置する生き物、ミドリムシだったのだ。

 

けっこう前から著者が代表をつとめる、ミドリムシを扱った会社「ユーグレナ」は、有力なベンチャー企業としてよく目にしていたが、研究のキッカケとなったこの話は初見であった。

公式サイトをみたところ、現状は青汁のような健康食品として、販売しているようであるが、せっかく色もミドリ色をしているのだから、仙豆の形をかたどって、「あの仙豆が現実に…!」といったコラボレーションができたら面白いのにな… と、ちらりと思った。

※1 食べれば10日は飢えをしのげ、体の傷もまたたくまに回復する、摩訶不思議な空想上の食べ物。

 

僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。

僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。