読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ひとことブックス

電子書籍Kindleの本を中心に、おすすめの1冊をご紹介。長ったらしい説明文より、ひとこと「これ好きなんです」という誰かの言葉が、本を読むきっかけになると思うんです。

新しいアイデアは人が避けるタブーの中に…?「問題解決ラボ」

黄色いパッケージを出したら売れなかったから、それ以降、黄色いパッケージは出しませんといった暗黙の了解のようなものがあるんです。言った瞬間に「いやいやいや」「これ、僕からは上司には出せないです。」と言われるやつがそうで、ここも掘り起こしていくといいところが出てきます。ー第4章 デザイン目線で考えると、刺さる「メッセージ」が見えてくる -「社内タブー」や「未開の地」を掘り起こそうー「問題解決ラボ」

 

デザイナー 佐藤ナオキさんの著書、「問題解決ラボ」より、 アイデアを発見するためのヒント。

 

  外からみると分からなくとも、内だけのタブーというのは、確かに多くの会社に存在しているのだろう。「過去の経験をふまえたルール作り」といえば、聞こえはいいが、世の中が移り変わっていく中、タブーはタブーだからこそ、見直されることもなく、暗黙の了解として残ってしまう。

これは、企業など複数人のチームに限った話ではなく、自分という個人にもあてはまる。この組み合わせはない、これをするなんてありえないなど、自分の中のタブーがアイデアを制限してしまうのである。

 

とはいえ、避けていたタブーを考え直すというのも、当人にとっては相当難しいかもしれない…。だからこそ、著者の佐藤ナオキさんのように、枠にとらわれない外からの助っ人が、内に入って見つめ直すことが必要なのだろう。 

 

これを当人だけで打開する方法はないだろうかと考えてみると、「タブーにランダムな言葉をぶつけてみる」というのはアリかもしれないなと、ふと思った。

「ランダムな2つの言葉を組み合わせる」という有名なアイデアの発想法があるが、それを模倣した形である。普通に関連した言葉どうしを組み合わせても、ありきたりなアイデアしか生まれず、完全なランダムだといかんせん打率が低い。この「タブー」を片側にもってくることで、いままで検討していなかった方向で、考えをめぐらせることができそうである。

実際、自身で試してみたのだが、思わぬ視点が生まれることがあった。よければ、試してみてほしい。

 

問題解決ラボ

問題解決ラボ